こんにちは。
ARMSはり灸院です^^
今日は自然界と人間は同じ
というテーマ。
東洋医学というと、
不思議なもの、
スピリチュアルっぽい
というイメージを持つ方も
いらっしゃりますが
実はちゃんと理に
かなっている学問です^^
現代医学と観点がちがいすぎて
そう感じられやすいです。
知らない、
わからないものって、
怪しいから。(笑)
例えば、
自分で自分のケアをするとき、
東洋医学用いた施術を受けるとき
など、
この東洋思想のイメージが
ちょっと頭に入ってるだけで
とても理解しやすかったり、
考えやすくなるので紹介しておきます。
人の体は自然界と同じ!とは?
そもそも東洋医学では
「人間は自然の一部であり、
人間の体の中にも自然界と同じ構造がある」
と考えるんですね。
(これを整体観っていう)
例えば、
自然界では
熱い空気は上へ上がり、
冷たい空気が下方へと下がる
のはなんとなくわかりますよね。
人間の体でも同じで
上半身がほてりやすく、
下半身が冷えやすい
という傾向がありこれは自然界とおなじ。
他にも
自然界では水は上から下へ流れるから、
人の体でも同じように
上半身から下半身へ流れる、
だから足がむくみやすい、
といったことも起こりやすいのです。
こうやって自然界で起こる現象と
人間の体に起こる現象は
同じ原理原則で生じているというのが
この考え方です。
自然界のバランス理論で体を考える
太陽が大地に熱エネルギーを与えて
↓
それによって海や湖から水分が蒸発し、
↓
雲になってやがて雨を降らす
これ、水の循環ですね^^
これね↓

もし、
太陽の熱が強すぎたり、
海や湖の水の量が少なすぎれば
大地は完全に干上がるし、
太陽の熱が弱すぎたり
水量が多すぎたりすれば
海や湖の水が温まらず
循環できなくなってしまう。
「自然」が健全であるには
太陽の熱量と海や湖の水分量の
バランスがとれていないといけない
ということです。
この自然界の法則も
人間の体内の水分循環にも
置き換えれますよね。
例えば
水分をあまりとれていない人や
熱を溜め込んでいるひとだと
乾燥体質になりやすかったり、
(干上がっている状態)
水分が多すぎる、
あるいは熱が弱すぎるような人は
冷えが強く出たりする可能性があります。
こうやって自然界のバランス理論を
用いて体の状態判断をするのも
東洋医学の特徴です^^
これらをもとに、
「なんで体に不調がでるのか?」
を自然界の法則を意識して考えてみると
薬や外的な刺激で解決できない症状の
根本的な原因や改善するための
方法が見つけやすくなったりするんです。

体の症状は自然界のバランスにもあてはまる
生理前にめっちゃのぼせたり、
便通が悪くなったりしませんか?
顔は熱いのに足が冷える、
頭痛がする、
肌荒れしやすい、
など、
上半身に症状がいっぱい出る、
なんてことはないですか?
この原則を意識してみると
体の循環がうまくいかず、
上半身の方に上がってしまってるかも…
と考えやすくなりませんか?
こうやって自分の体の感覚を
感じていくと改善ポイントが
みつけやすくなりますね!
ちなみに上記の症状がある方は
しっかり下半身の方へ
水を巡らせないといけません。
水分をしっかりとって、
有酸素運動(ウォーキングとか)
でじわっと汗をかいたりすると
すっきりしますよ^^
睡眠や休養ももちろん大事。
ちゃんと「巡らせる」のが大事。
この自然界の話は東洋医学の
ほんとに根底の部分になり、
この法則をもとに病気や治療法の理論
などが確立されたんです。
この大原則とともに、
陰陽論(2つの対立した性質とかの話)
五行学説(木・火・土・金・水)
が基本となって体を考えていくのが
東洋医学です。
日常で取り入れると
お役に立てる場面も多いと思いますので
お悩みやつらい症状は
お気軽にご相談くださいね(⌒∇⌒)